こんにちは。春日原駅前歯科医院の鈴木です。
今日は、お口にまつわる病気の話をしてみたいと思います。
それは、虫歯治療だけでなく歯周病治療の重要性にも繋がりますので、是非読んでみてください。
少し前からよく言われている事に歯周病と生活習慣病や認知症との関係がありますが、近年の研究では、奥歯を1本無くすだけで嚙む力が40%も失われ、認知症リスクが2倍になると言われています。

これは、大変なことですよね。奥歯を無くす原因は、虫歯もですが歯周病により歯根が溶けて無くなる場合も多く在り、ダブルで認知症となるリスクが高くなるということです。
しかし、1本無くすだけで直ぐに色々な病気になる訳ではないのと、不自由さをあまり感じないことから、今迄通りのケアしかしないために次々と悪い歯をつくってしまうことが最大の問題なのです。
本来、28本(親知らずを入れると32本)ある歯ですが、年齢を重ねるごとに減らしてしまうことは大いにあることで、入歯を使っているシニアが多いのも事実です。
ただ、自分の歯が残り20本を切ると入歯をしていても不自由(自分の歯が有るときにに比べ)を感じてくると共に、食べれる物が変わってくるため栄養不足になることが多いのも問題です。
当院がすすめるインプラントでも、噛める喜びを伝えていますが、病気にならないための治療としてもおススメしています。

まずは、歯周病の治療と虫歯治療を徹底して行い、失くなってしまった歯をインプラントで補い、病気になり難いお口を目指しましょう。
もっと詳しく話したいのですが、あまり長いと読んでいただけないでしょうから、今日はこの辺で。