
根幹治療とは
全身の健康に
影響を及ぼす歯周病
全身の健康に
影響を及ぼす歯周病
「根管」とは、歯の中の神経と血管がある「歯髄」の部分です。根管治療は、根管内を清掃、洗浄、消毒することで、痛みや炎症を抑える治療法です。虫歯が進行して歯髄の近くまで達すると、痛みや炎症を取り除くために、歯髄を除去しなければならないことがあります。その場合に根管治療をおこなえば、歯髄は除去するものの、治療後は再び歯の機能を取り戻せるので、ご自身の歯を残すことができるのです。

歯周病になると、糖尿病が悪化したり、早産のリスクが高まったりするという研究結果が発表されています。糖尿病の方、妊娠中の方、妊娠を希望される方は特に、歯周病ケアをしっかりするようにしましょう。
赤ちゃんは、ほぼ無菌状態で生まれてくるため、歯周病菌を持っていません。しかし、親がかみ砕いたものを食べさせたり、大人と子どもが同じスプーンを使ったりすると、うつってしまいます。子どもを歯周病にしないためには、親子で注意することが必要です。
春日原で歯周病治療や歯周病予防なら、当院にお任せください。
根幹治療の流れ
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精密検査
目視・マイクロスコープを使った診察や、CT撮影などをおこない、詳細な状況を確認します。説明を終え、治療方針が固まれば、治療を開始します。
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抜髄
本格的な根管治療をおこなう前に、歯や詰め物などを取り除き、歯髄または根管部分を露出させます。そして、ある程度の歯髄を除去してしまいます。麻酔をし、専用器具を使っておこないます。過去に根管治療をおこなっている箇所は、根管内の薬剤を取り除きます。
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清掃
器具を使って、虫歯になっている歯質、残っている歯髄、薬剤などを完全除去して、きれいにしていきます。除去が終わったら、その後の処置のために、空洞になった根管の長さを測定します。
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洗浄・消毒
測定が終わったら、薬剤を使って治療箇所を洗浄・消毒します。症状に応じて、薬などで処置をおこないます。歯科用レーザーを使用して、根管内の殺菌や消毒をする場合もあります。
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充填
炎症が強い場合は、根管の中に薬剤をいれて、仮のふたをして数日置きます。数日経ったら、洗浄して状態を見ます。根管内がきれいになるまで、この作業を繰り返します。
痛みや炎症が鎮まり、根管内がきれいになれば、細菌の侵入を防ぐための「根管充填」をおこないます。これは、専用の薬剤を使って、根管を埋めていく処置になります。 -
詰め物
根管充填をおこない、問題がなければ歯を削るなどして整え、詰め物をいれる処置へ移っていきます。
※根管治療には、ある程度の期間が必要になります。自己判断で途中でやめることのないよう、医師が治療終了と判断するまで、きちんと通院するようにしてください。治療途中で通院をやめてしまうと、痛みは治まっている場合はありますが、そのあと再発した際には抜歯しなければいけない状態になってしまうことがあります。春日原で根管治療でお悩みの方はご相談ください。
マイクロスコープを
使用した治療
より正確で精密な
診断と治療を
より正確で精密な
診断と治療を
当院では、根管治療に「マイクロスコープ」を取りいれています。マイクロスコープとは、歯科治療用の顕微鏡で、人間の視力の6~32倍の大きさで見ることができ、肉眼では確認できない、細かく小さな問題点を見つけることができます。これにより、より正確で精密かつ安全な診断や治療が可能になるのです。
春日原で抜歯をしないといけないと言われた方など、セカンドオピニオンの方もお気軽にご相談ください。
